未来知識

Future knowledge

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My impressions 2



はじめに
Introduction

超宇宙論
Super-cosmology

1. 旧基礎資料
 Old basic paper 1
  ・雑感
      My impressions 1

2. 旧基礎資料2
 Old basic paper 2
  ・雑感2
      My impressions 2


3. モデル概念の再考

  ・例示と解釈   
Illustration/interpretation
  ・例示と解釈2
Illustration/interpretation2
  ・未来予測 
  Future prediction
  ・解脱境完全ガイド
Deliverance perfect guide


4. 哲学的応用例

  ・般若心経解釈


5. 古代科学からのフォロー

  ・古事記「天地のはじ め」


6. 雑感

  ・雑感3

  ・雑感4

  ・雑感5

  ・雑感6

  ・雑感7



映画「マトリックス」との出会い

私は、超宇宙論を思考したことにより、1980年代あたりから、自分スタイルの悟りの境地を持つこ とが できました。しかし、内容を日本サイ科学会から公にしたとはいえ、何の反応も感想もありません。私も、いろんな折衝の努力が必要とも思わず、放っておいた ことによるのかも知れません。学会と名がつくだけに、権威の階層構造をクリアーせねばならなかったと思います。

ただ無意味に、宇宙に対して発信し続ける「宇宙人もしい たら応答せよ」といった心の中だけの電波発信のような気持ちで、ずっといたことも事実です。それから何十年経った今でもそ うです。それを誰と共有することなく、人には伝わらない想いとして、自分ひとりの人生の獲得成果として、このまま 埋没してしまってもいいと思うようにもなっていました。

しかし、人から伝わってくる直接的な反応はなくとも、人が作ったものから、お前の発想はなかなかいいぞ、と反応がありま した。1999年から2000年にかけて制作された映画「マトリックス」の上映です。その作品に篭められた哲学思想は、 世界的にセンセーションを巻き起こすことになりました。そして、それを見た人たちの多くに、もしかしたら我々は、ネオた ちと同じように仮想現実の世界に、そうとは知らずに置かれているのではないか、という思い(不安)を惹起しました。

いっぽう私は映画を見て、自分の説が正しかったと信ずることができました。真理探究のひたむきな心と、自分のしてきた仕事か ら得た知識がみごとマッチングし、理論として成立したわけでした。それまでの思考葛藤の経過に無駄はなかったと思えたほど、この映 画の存在は大きかったのです。

私が2000年以後よく耳にしたのは、ごく親しい人たちが心の中をざっくばらんに打ち明けたときにする、社会に対する諦観と絶 望感に満ちた感想、「この世はマトリックスだからな(我々の力ではどうにもならんよ)」というフレーズでした。マトリッ クス効果とでも言うべきほどに、このエンターテインメントの力はすごいものでした。

ハリウッド映画というものは、世相を恐怖で虜にするもののようです。ハラハラドキドキは、おそらく人類の趣向でもあるのでしょう。私は思うに、それは悟り (真理)の一側面ではあるも のの、それだけが強調されたのでは、人々は諦めと絶望に浸るしかないのではないか。それこそ救世主が現れてくれなければ、いつまでも絶望の 海に沈んでいなければならないでしょう。

そうではない。この理論のすごいところは、個々人の創造主としての立場が証明できることにあります。釈迦が発した悟りの 言葉「天上天下唯我独尊」が、如実に個々人の発するべき言葉になるのです。それは、マトリックスの仮想現実閉鎖空間に閉 じ込められた絶望を、はるかに凌駕する概念です。私は、そのことを教えたい、教えねば、世がもたらす真理の顕現も片手落 ちになるとの思いを持ちました。

PCの醸すバーチャル世界創造の進歩とその先に見えるものは

さて、いっぽう、コンピューターの性能的進化に伴い、開発されるソフトも大型化し、その顕わす内容も格段に進化しました。オフィスビジネスユースだけによ らず、人々の趣向をウリにしたゲームソフトが、いっそうのビジュアル性を増して登場してきました。コンピューターRPGなどは、その映像美、物語性、操作 性の向上を競い合ってきました。

単独のPCだけでは他者と競い合えないことから、同じRPG世界を共有する場をネット上に展開するオンラインRPGは最近の主流でしょう。そこへの参加者 は、仮のキャラクター(アバター)をおろしてその世界の価値と道徳や規則のもとに活動し、他者とさまざまな価値を共有するわけです。

キャラクターを操作する主は、その世界(仮想世界)とは別の世界(現実世界)にいて、キャラクターの活躍や生き死にに関係ない立場から、操作を楽しみ、成 果の獲得を喜んだり、操作技術不足を嘆いたりしているわけです。画面の隅には、獲得点数や反則点数が載っていたりします。場合によっては、力を現実世界の お金で買ったりもして、そのゲームに打ち込むわけです。

それはまるで、心霊学にいう霊界と人間界のオーソドックスな話とそっくりではありませんか。霊は肉体の主人で意思を持っているものの、気体のような存在 で、目に見えない。それは人間界(ゲーム世界)から見たときには、操作する主人の姿が見えないようなものです。見える必要がないものです。しかし、現実の 操作者には、ゲーム世界とキャラクターの行為が見えていて、それで事足りる。

ゲームによっては、いっそう操作性を難しくして、技量不足が問われるようにしてあるとすれば、独立した立場の操作者さえも焦ったり困苦したりすることで しょう。うかうかしていれば、自分のキャラクターがどこに行ったか見失う。だから、真剣に向き合わねばならなくなる。それが技量向上を目標とする価値感に なり、多くの他者とそれを共有するようになれば、そこに「進化を目指す集団」ができたりするわけです。

もしかしたら、我々はすでにそのような共有されたゲーム世界の参加者になっているのかも知れない・・・とすれば。
そ のような展望から、映画マトリックスも生まれたのかも知れません。

さらには、操作者の見るのが平面(2次元)のディスプレイ画面でなく、3D立体ホログラム画面へと進化することでしょう。そこに操作者の脳神経からの直接 信号でキャラクターが動くまでになれば、またそれが双方向の情報のやり取りが可能になれば、操作者の観測し認識する世界は、彼自身を取り巻く環境そのもの になったりも可能です。彼は臨場感を持って、そのゲーム展開の局面にはまっていくことでしょう。ゲーム世界の時間経過とともに、元あった現実世界のことも 忘れて。

最新の科学情報から

wired.jp/2010/11/04/「宇宙ホログラム説」、超高精度の時計で検証へ/

われわれの体験する3次元宇宙は、2次元における情報をホログラムのように投影したものかも しれない――「宇宙のホログラフィック原理」を検証する実験が、フェルミ研究所で行なわれようとしている。

Dave Mosher

われわれの存在は、超高解像度の3D映像のようなものであり、有限の帯域幅で「コーディング」することが可能なのかもしれない。そして、われわれの愛する おなじみの3次元は、2次元での情報をホログラムのように投影したものにすぎないのかもしれない。

この仮説[「宇宙のホログラフィック原理」]を検証するべく、100万ドルを投じた実験が行なわれようとしている。米国イリノイ州にある米フェルミ国立加速器研究所で実験設備が建設中であり、来年中に、世界最高精度の「時計」を2台用いた実験が行なわれる予定だ。

フェルミ研究所の素粒子宇宙物理学者Craig Hogan氏は、世界で最も高精度な時計2台を用いて、プランク単位の存在を確認するという画期的アイディアを実行に移そうとしているのだ。

空間、時間、質量など、宇宙の諸特性の最小の大きさを表わすものをプランク単位と呼ぶ。これらの単位は非常に小さいため、実験によって確認することは不可能なように見える。た とえば、長さのプランク単位[プランク長]は、陽子の直径の10の19乗分の1しかない。

・・・・・・・・・・・・・

いかがでしょう。プランク単位は私の理論におけるコードの最小単位になるものです。それがプログラムを構成する命令語の最小単位になるのです。

それが検証できたときには、次のような概念が一般的になってくるということです。

宇宙はホ ログラムによる巨大なイリュージョンの世界

どうやら、我々の「脳」そのものも、この壮大な宇宙マジックの企画に加担しているのかも知れません。そして、全体的に、ゲームソフトの世界に加入し ている我々の現実を知ることになるかも知れません。


拙論の発想に至るきっかけ

拙論の発想のヒントになったのは、1970年代に第一次UFOブームがあって、その頃の宇宙人情報の中に、外界に展開する現象の最小構成単位が、まるで磁 気コアメモリーが磁化され、そこから観測情報が取り出されているかのような話があったことによります。

当時の私は、ノイマン型コンピューターの初期モデルの動作原理を、メーカーで習得中だったことがあり、真理探究の志とあいマッチして、もしかするとコン ピューターを使って、大宇宙をもシミュレートできるのではないかと思い立ったのです。というのも、当時、私は初めてUFOを目撃して、その方面に関心 を寄せていたものですから、宇宙人のもたらしたとされる情報には特に期待していたのです。

むろん、概念化は趣味の領域のことで、メーカーでの仕事をしながらのいっぽうで、息抜きのために思索にふけっていたようなことでした。

また、それより早い頃に、行動生物学の観点から、生き物たちの愛情行動(子育てなどの際に親のとる行動のすべてに、豊かで情感あふれる愛情表現が繰り広げ ら れ、それが我々人間の行動の在り方を指し示すものにもなっている)やさまざまな本能的活動の機微、微細にわたって、「信号と反応の連鎖」という情報のやり 取りが関わっ ており、その連鎖が一連の愛情表現として露出しているのだという考え方がありましたから、人間と生き物とは異なるのかも知れないとは思いながらも、意外と 自然界の営みは情報のやり取り、その連鎖で成り立っているのではないかという思いがあったことも、このあたかも(神に対して)不敬そうなモデル採用をため らわせなかった理由になろうかと思います。

おりしも科学界は、物理学をして自然界に数理性を求めそれを記述できないものかとしてきましたし、その方向も大宇宙の営みに潜在するコンピューター性を模 索しているように感じておりました。

だから、拙論は宇宙運行の統一モデル概念として提示するものであり、コンピューターの中ではどんな演算式が実行されてもかまわないが如く、この世界に適用 され る自然界の方程式がどのようなものになろうとも、動作原理を満たしているなら、何ら構わないことになります。
それはそうでしょう。PCの処理特性を満たしたプログラムなら、どんなものもかけてよい如く、PCが可能であるなら、まったく性質の異なる宇宙を記述する プログラムだってOKなわけです。

個々のプログラム宇宙を研究するのは、無禄でハングリー な私などの推敲することではなく、豊かな金銭的俸禄を食む頭脳優秀な現代科学者様がなさるべきことだと思っております。
私は神様の俸禄を食みながら、基になる統一運行原理の解明だけで十分に満足しております。

私の概念の提供するものは、神の領域のハードウェアに直結した部分のモデル化概念であり、神様がみなさんに提供するソフトウェアたる自然法則の部分は、推 敲上の参考にとどめるのみで、私の扱うところではないということです。しかし、ソフトウェアは一般的に、どんなものになるかが推理できます。それがこのコ ンピューターモデルのいいところでもあります。


(このようなシステムを我々にお与えになった)
神様は人類よりどれほど進化なさって いるか

我々がこのような進化したコンピューターの中のホログラフィ的現実にあるとした場合、最も下位次元のシステム提供する神にあっては、ずばり1000年ほど でしょうか。つまり、我々が目撃し生活しているとしている世界を創ったのは、紆余曲折時間も含めて、1000年ほど進化した神人だというわけです。

問題はそうしたスパンではなく、突然にして量子的に進化している神人の手によるものなので、中身を語るなら、何万年と言ってもいいかも知れません。が、彼 らがやってきているのは、今から地球時間で1000年までのところからです。宇宙は空間的距離だけで測れるものではありません。

モデルたるコンピューターの進化の行く末を見れば宇宙へと辿り着く

記憶装置の大容量化、処理プロセッサ(CPU)の高速化、そしてハード面での長足の進歩がもたらした最初のものは、ホログラムメモリの開発でした。これに より、CPUの性能も電気的な2次元的賦活方式から、光的な多次元賦活方式に変わって格段に向上していくことでしょう。

それに伴い、演算結果は多次元的ホログラフィーとしてアウトプットされるようになり、そこから生まれる映像の精緻さ、細部までの綿密さは、我々が見ている 現実とほとんど変わらなくなります。

人が一生の間に経験する情報量は限られています。生活にほとんどの時間を費やし、また人生の1/3〜1/5は睡眠時間です。星や宇宙のことをペーパーで見 て想いは馳せても、自分で見てくることはまずできません。

彼の必要な情報、入手できる情報とは、手に届く目先のことがほとんどです。宇宙のことは、そこに見えているから考えるのであり、考えるのは自由だが、行き 着くことはまずないところの、一種の映画のようなものとも言えます。

宇宙があるなら行ってみようということになり、その需要に対する必要性から、後天的に宇宙環境がオプション的に付加されたのかも知れません。(まあそ のようなことは、誰も思いもしないでしょうが。私が唯一の発案者なので

我々がもし不老不死ならば、容易に見つけられたバグも、たかだか100年ほどの寿命であるなら、おそらく気がつかないであろうことも、もしかしたら短寿命 の理由なのかも知れないことに思い至ります。(まあ誰も思い至らないでしょうが。私が唯一の発案者なので

また、何度か大きな人類文明時代が興亡したと言われますが、どうやら知識情報の蓄積が重ねられ、事の真相がわかりかけた時点で滅亡しているらしいことも言 えそうで、いっぽう時代の初期を飾る神話は、人類が神に近づきすぎて滅亡の災難に遭ったとも言っているのです。

真相を知られたくない神がいて、知りたくて仕方がない人類がいて、それをまたある程度まで許容する神がいる。そんなところから、多くのことが推量的にわ かってくるような気がしませんか。(まあ誰もわかろうとしないでしょうが)

コンピューターで仮想現実とその創作物語が作れるくらいなら、ほとんど誰も行くことがない宇宙の様子を情報的に記述することははるかに簡単です。それを天 体望遠鏡で見たとき、意味深な映像美を目にするかも知れません。

まるで神の目がこちらを見ているように見える、それらしい写真もどこかにありました。
しかし、そこにボケがかましてあるため、見る者にこんな造形もあるの だなあと、いっそう神の高度な仕業に崇敬の思いをいたさせるわけです。

しかしもしですよ。それがはっきりとした目として見えたなら、あるいはその目が短時日のうちにウインクしたりしたなら、見た者はおそらく卒倒するか発狂し てしま うことでしょう。
そしてあらゆる情報隠蔽が施されることでしょう。ちょうどUFOや宇宙人を見た人のところにMIBがやってくるように。

みなさんは、生活空間の四方八方の隅っこに、何か見張り番のような黒子のいるのを感じませんか。秩序が乱れてはいけないのでそれをしてくれている反面、領 域外にはみ出すことを禁じている感もある存在です。(まあ誰も感じないでしょうね)

しかし、そんな中にあっても、天下御免の素浪人の花山大吉のような私のようなものもいて、いやはや世の中、変に面白く作ってあるではないですか。


旧資料のわかりにくさの改善について

私は当時加入していた団体に権威があるものとことさら誤解したこともあり、科学論文としてありがちな難解表現を多用してしまいました。むろんもっと平易に なりますし、当時にあっても、本来のコンピューター用語を忘れて別の言葉で代用したところもあって、いまさら調べるわけにもいきませんが、平易に語れるも のと思っております。

また、現在までに多くの進化した物理学や情報処理系の読み物が、市販提供されていて、いまどきの用語に改めて語っていくことも大事かと思いますが、基本と するところは簡単なことなので、暫定的な方法として、 例示を交える解説で再構成したく思います。